そのホームページ、知らないうちに攻撃の踏み台にされていませんか?世界中で広がるWordPressサイト乗っ取り被害

「うちみたいな小さい会社のホームページを、わざわざ狙う人なんていないでしょ」

そう思っていませんか。実はこれ、大きな勘違いです。

セキュリティ専門機関の調査で、世界中の数千件におよぶWordPressサイトが、気づかないうちに攻撃者の「踏み台」として悪用されていたことが明らかになりました。今日は、この話を中小企業の立場からできるだけ分かりやすくお伝えします。

狙われるのは「大企業」だけじゃない

今回明らかになった攻撃では、ハッキングされた数千件のWordPressサイトが、悪意のあるプログラムを配るための拠点として使われていました。攻撃者からの命令を伝える中継地点や、盗み出したデータの保管場所としても利用されていたそうです。

狙われたサイトの多くは、決して有名企業ばかりではありません。管理が手薄になりがちな中小企業のホームページこそ、攻撃者にとって「乗っ取りやすい踏み台」として都合が良いのです。

入り口は「偽のエラー画面」だった

今回の手口で特に注意したいのが、入り口の部分です。ウェブサイトの表示がおかしくなったように見せかけ、「直すためにはこのコマンドをコピーして実行してください」と、利用者自身に操作させて感染させる手口が使われていました。

「怪しいファイルは開かない」という基本を守っていても、こうした「自分で操作させる」タイプの罠は見抜きにくいのが厄介なところです。

中小企業が今日からできる3つの備え

  1. ホームページの管理画面のパスワードを、他のサービスと使い回さない
  2. WordPress本体やプラグインの「更新通知」が来たら、なるべく早めに対応する
  3. 身に覚えのない指示で、パソコンに何かのコマンドを入力するよう求められても、絶対にその場では実行しない

特に3つ目は、今回のような新しい手口への一番の防御になります。「急いで直さないと」という焦りにつけ込む手口なので、まず一呼吸置いて、詳しい人に確認する習慣をつけていただければと思います。

ホームページの管理を任せきりで「今どんな状態か分からない」という方は、一度点検されることをおすすめします。

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