御社がChatGPTに繋いだGoogleドライブ、本当に他人から覗かれていませんか
最近は仕事の相談ごとをChatGPTに投げる方がずいぶん増えました。
私自身も文章の下書きやちょっとした調べ物でほぼ毎日使っています。
そのままGmailやGoogleドライブと連携させて便利に使っている方も多いのではないでしょうか。
それぞれのアカウントは完全に隔離されているはずでした
ChatGPTには入力された内容をもとにプログラムを実行できる作業スペースが用意されています。
このスペースは利用者ごとに切り分けられていて他の人のアカウントからは見えない仕組みになっているとされていました。
ところが海外のセキュリティ研究者がこの隔離の裏側に抜け道を見つけました。
本来別々のはずの作業スペース同士がある共通の管理システムを通じてこっそりデータをやり取りできてしまう状態だったのです。
例えるなら別々の個室のはずが裏の壁にこっそり小さな穴が開いていたようなものです。
しかもこの穴は共有されたプロンプトやカスタムGPTのような形で誰かに仕込まれてしまう可能性もあったそうです。
つまり普段何気なく使い回している便利な設定がそのまま入り口になり得たということです。
何が漏れる可能性があったのか
この抜け道を悪用されればチャットの履歴や添付したファイルまで読み取られてしまいます。
連携させていたGmailやGoogleドライブそしてGitHubなど外部サービスの中身も対象に含まれていました。
しかも普段の会話の裏でこっそり情報が抜き取られる仕組みだったため利用者側は気づきようがなかった点が厄介です。
この問題は開発元にすでに報告され該当のシステムは停止されたと発表されています。
正直なところ私は連携の設定を毎回細かく確認せずに使ってしまっているので他人事ではないなと感じました。
大手のサービスだから安心と思い込まず何を連携させているかは一度見直してみる価値がありそうです。
特に取引先の情報や個人情報を扱う業務でAIツールを使う場合は連携する範囲を必要最小限にとどめておいた方が安心です。
こうした問題は見つかっては直されるということを今後も繰り返していきそうな気がしています。
AIツールの使い方で気になることがあれば弊社にお気軽にご相談ください。
参考:CheckPoint Research(英語)The Shared Clipboard Inside the Sandbox: Cross-Account Data Leakage in ChatGPT

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