ランサムウェアの攻撃グループが過去最多に、中小企業も他人事ではありません
ランサムウェアと聞くと大企業だけの話だと思っていませんか
恥ずかしながら私も正直そう思っていました
ただ最近CheckPoint Researchが出したランサムウェアの調査結果を読んで少し考えが変わりました
今年の4月から6月までの3か月間で世界で確認された被害件数は約2100件でした
前の3か月とほぼ同じ水準ですが1年前と比べると約3割も増えています
被害を出しているグループの数も過去最多の90前後まで増えました
以前は上位10グループだけで被害全体の7割ほどを占めていましたが今は6割を切るところまで下がっています
大手グループの寡占状態が崩れて次々と新しいグループが参入してきているということです
中でもThe Gentlemenという台頭してきたグループの内部情報が漏れたという話には少し驚きました
中心メンバーはわずか9人ほどしかいなかったそうです
しかもランサムウェアを管理する画面をAIのコーディング支援ツールを使ってたった3日で作り上げたというのです
攻撃する側もAIをフル活用して開発スピードを上げているという話は正直背筋が寒くなりました
一方で身代金を払う会社の割合は年々減っていて今では2割程度だそうです
以前は8割以上の会社が払っていたことを考えると大きな変化です
それでも世界全体では年間8億ドルを超えるお金が犯人側に渡っている計算になります
払わない会社が増えても被害の総額はまだまだ大きいというのが実情のようです
もう一つ気になったのは脆弱性が公表されてから悪用されるまでの期間が数時間から数日にまで縮まっているという点です
以前なら数週間の猶予があった修正パッチの適用も今は悠長に構えていられない時代になっています
弊社のような1人か2人のIT担当しかいない会社には関係ない話だと思われるかもしれません
ですが攻撃グループの数が増えるほど狙われる対象も広がっていくというのが今回の調査から見えてくる流れです
建築業や福祉施設のように現場が忙しくIT担当が一人しかいないような会社ほどパッチ適用や退職者アカウントの整理が後回しになりがちです
結果的にそうした会社ほど狙われやすくなってしまうというのが正直なところだと思います
もし社内のパソコンの更新やセキュリティソフトの導入について迷っていることがあれば一度弊社にご相談ください
参考:CheckPoint Research(英語)The State of Ransomware Q2 2026

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