「複合機がネットワークエラーのまま」原因は回線障害だけとは限りません

先日あるお客様先で複合機のネットワークエラーが直らないというトラブルがありました。

原因を辿ると単純な回線障害だけではありませんでした。

まず出先の社員からVPNに接続できないという連絡がありました。

その直後に拠点からも複合機とネットワークが使えないという連絡が入りました。

拠点のルーターを再起動しても複合機はネットワークエラーのままでした。

正直この時点では回線が悪いんだろうなとしか思っていませんでした。

実際の原因は2つが同時に発生していたことでした。

1つはインターネット回線・VPN側の接続障害でした。

もう1つは複合機がFAXデータの保存に使っているNAS(ネットワーク接続型のストレージ機器)が停電・瞬断のあと自動で復旧しない機種だったことです。

電源が落ちたままになっていたのです。

この2つが同時に起きていたため「ネットワークエラー=回線障害」と誤認しやすくなります。

そのぶん原因の特定に時間がかかりました。

対応はシンプルでNAS本体の電源ボタンを手動で押して起動しただけです。

それだけで複合機のネットワークエラーは解消しました。

回線側の障害はプロバイダーとのやり取りで別途対応しています。

同様のトラブルを防ぐために確認しておきたいことがあります。

停電や瞬断のあと自動で復旧しない機器が社内にないか一度確認してみてください。

NAS・複合機・ルーターなど機種ごとに挙動が違うので油断できません。

複合機のように裏で他の機器と連携している機器がある場合はその連携先も合わせて確認する習慣をつけておくと安心です。

「ネットワークエラー」が出たら回線だけでなく関連機器の電源状態もチェックしてみてください。

原因が複数重なっていると切り分けに時間がかかります。

心当たりのある方は一度構成を整理しておくと安心です。

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