ZoomやTeamsなどのアプリが、知らないうちに新しくなっていた(見た目が変わった・サインインを求められた)ときの対処法

朝パソコンを開いたら、ZoomやTeams、PDFを見るソフト(Adobe Acrobat Reader)などの見た目が変わっていた、もう一度サインインを求められた、ボタンの場所が変わって戸惑った――。sProtectをお使いのパソコンでは、これは多くの場合故障でもウイルスでもなく、アプリの「穴」をふさぐための更新が自動で行われたことによるものです。この記事では、なぜ勝手に新しくなるのか、困ったときにどうすればよいかをご説明します。

先にお伝えしたいこと
✓ アプリが新しくなったこと自体は、パソコンを守るための正常な動きです。
✓ 古い版をインターネットで探して入れ直す必要はありません(かえって危険です)。
✓ 仕事で使う機能が動かなくなった場合は、弊社で原因を確認します。

1. よくある症状

・アプリの画面の色や配置、アイコンの形が昨日までと違う
・Zoom・Teamsなどを開いたら「サインインしてください」と出た
・「新しいバージョンへようこそ」「新機能のご紹介」といった案内が出た
・自分は何も操作していないのに、アプリの「バージョン(版)」の数字が上がっていた
・まれに:更新のあと、仕事で使っている一部の機能や他のソフトとの連携がうまく動かない

2. 原因:古い版のアプリには「穴」が見つかることがあるため

アプリは、作られた後から「ここを悪用されると、外から入り込まれてしまう」という弱点(穴)が見つかることがあります。作り手(Zoom・Microsoft・Adobeなど)は穴をふさいだ新しい版を出しますが、パソコンの中の古い版はそのままでは穴が開いたままです。とくにオンライン会議のアプリや、社外とつながるためのアプリ(VPN・遠隔操作ソフトなど)は、インターネットとやり取りするため狙われやすい場所です。

sProtectの「脆弱性対策」は、Windowsだけでなく、こうしたよく使われるアプリの古い版が残っていないかを定期的に点検し、弊社が「更新してよい」と確認したものを、予定の時間に自動で新しい版にする仕組みです(対象となるアプリはご契約内容や弊社の設定によって異なります)。お客様が寝ている間や、パソコンを使っていない時間に行われることが多いため、翌朝アプリを開いたときに初めて「変わった」と気づくのです。

▼ 事務所のパソコンで、アプリが新しくなるまでの流れ(見取り図)

アプリの作り手(公式)
Zoom・Teams・Adobeなど
穴をふさいだ「新しい版」を公開

弊社(sProtectの見張り)
どのPCに古い版があるか点検
「更新してよいか」を確認(承認)

インターネット
予定の時間に更新の指示
出入口
事務所(お客様の会社)
ルーター
Aさんの席
会議アプリ 旧 → 新
PDFソフト 旧 → 新
(新しい版を受け取る役)

Bさんの席
Teams 旧 → 新
PDFソフト 旧 → 新

Cさんの席
会議アプリ 旧 → 新
遠隔操作ソフト 旧 → 新

▶
▶
事務所の中で新しい版をおすそ分け(設定による)
→ どの席でも同じ夜に新しくなる = 翌朝「見た目が変わった」と気づく
時間の流れ(一例)
①点検で
古い版を発見
▶
②弊社が
「更新してよい」
と確認
▶
③(設定により)
先に一部のPCで
様子を見る
▶
④予定の時間に
自動で更新
▶
⑤朝、開くと
新しい見た目

※更新の時間・対象のアプリ・③④の進め方は、ご契約内容や弊社の設定によって異なります。図は一例です。

3. 対処法

1
まずはそのまま使ってみる
見た目や配置が変わっても、会議に参加する・PDFを開くといった基本の操作はこれまでどおりできることがほとんどです。「新機能のご紹介」などの案内は、内容を確認して閉じて構いません。
2
サインインを求められたら、アプリの画面からいつものアカウントで入る
更新のあと、念のためもう一度サインインを求められることがあります。アプリ自体の画面から、いつも使っているメールアドレスとパスワードで入り直してください。
⚠ メールやWebページのリンクから開いた画面で「更新のためサインインしてください」と求められた場合は、偽物の可能性があります。入力せずに弊社へご相談ください。
3
うまく動かないときは、アプリとパソコンを一度閉じて開き直す
更新の直後は、アプリを開いたままだと古い状態が残っていることがあります。作業中のファイルを保存してから、アプリを閉じて開き直すか、パソコンを再起動してください。
4
それでも仕事に支障があれば、次の3点を添えて弊社へ
①どのパソコンか(席・使っている人) ②どのアプリの、どの機能が動かないか(画面の写真があると助かります) ③いつから起きているか
弊社で原因を確認し、必要に応じて、そのアプリだけ更新を一時的に見合わせるなどの対応を検討します(対応できる内容は状況によって異なります)。
✕
やらないでほしいこと
・「前の版に戻したい」と、インターネットで古い版を探してダウンロード・インストールする(穴の開いた版に戻るうえ、偽サイトから危険なファイルを入れてしまうおそれがあります)
・更新がわずらわしいからと、アプリやsProtectの設定を自分で変える

4. 再発防止・普段から気をつけたいこと

✓ 「この版のままでないと困る」ソフトは、先に弊社へ
取引先の指定で特定の版を使っている、社内の専用システムと連携している、といったアプリがあれば、事前にお知らせください。更新の進め方を相談できます。
✓ 仕事で使うアプリを新しく入れたら、弊社に一言
どのパソコンにどのアプリがあるかを弊社が把握していると、更新のトラブルにも早く対応できます。
✓ 帰るときは作業中のファイルを保存して閉じる
夜のうちに更新が行われても、開いていたファイルの内容を失う心配が減ります。
✓ 本物の更新は「お金」や「電話番号」の話をしない
Webページ上に突然「今すぐ更新してください」「ウイルスに感染しています」と出て、ダウンロードや電話を求めるものは偽物です。sProtectによる更新は、お客様にダウンロードやお支払いをお願いすることはありません。

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